バイアグラの成分と副作用

ED治療薬と聞いて、まず思い浮かべるのはバイアグラではないでしょうか。バイアグラとは、現在販売されているED治療薬のなかでも歴史が古く、多くの方が利用してきた治療薬です。このように名前は知られているバイアグラですが、実際にどのような薬なのかについてまでは詳しく知らないという方も少なくありません。

バイアグラを服用すると、30分程度で効果が実感できるようになり、1時間程度で効果のピークを迎えます。その後は徐々に効果が減退していき、4時間程でピーク時の半分ほどになります。こういったことから、バイアグラは性行為を行う1時間ほど前に服用しておくのがベストの使用法であるといえます。

バイアグラの成分
バイアグラに含まれている主な物質はクエン酸シルディナフィルといって、これは、初めは狭心症治療薬として研究、開発されていました。しかし、思っていたほどの効果が現れずにいたところ、想定していなかった、男性のペニスに影響が出ることがわかったのです。

バイアグラの成分であるシルデナフィルは薬理学ではPDE5(ホスホジエステラーゼ タイプ5)阻害薬と呼ばれています。これは陰茎の海綿体平滑筋の緊張をゆるめ血流をよくすることで、十分な勃起に導いてくれる成分です。

PDE5(ホスホジエステラーゼタイプ5)阻害薬で、通常、ペニスにそそぐ動脈が緩むことにより、血液がペニスに流入し始めます。この時ペニスの神経の作用するところではNO(一酸化窒素)が産生されます。このNOはある酵素を活性化しcGMP(サイクリックグアノシン1リン酸)を生成させます。このcGMPによりペニスの血管にある平滑筋を緩ませます。これによりペニス内への血流量が増加し、勃起が生じます。

バイアグラの副作用
バイアグラの副作用として最も多く報告されているのが、めまい、顔の火照り、頭痛です。バイアグラを服用すると急激に血行が良くなることから、血圧が低下します。めまいは、この血圧の低下によって引き起こされる症状です。顔の火照りや頭痛は、血の巡りを良くするために頭部の血管が拡張したことで起こる症状といえます。なお、バイアグラの血行促進作用は全身のあらゆる箇所に及ぶため、顔以外の箇所でも様々な症状がみられます。鼻粘膜の充血による鼻詰まりや鼻血、消化管の充血による消化不良や胃痛を訴える人もいます。また、血液を全身に送り出す心臓の負担が大きくなることから、胸痛、動悸、頻脈などの症状が起こる場合もあります。

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